勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 4/7(日)

 天號星は凶つ星!

 ゲキ×シネ 天號星

 


 昨夜が隣の市でプライベート飲み会だったわけだが、基本ホテルに泊まる。そうすると、次の日は朝から隣の市に居るので、イロイロと行動の選択肢が広がる。というわけで、今回は隣の市の映画館(地元で一番最寄り)に行くことにした。実にシン・仮面ライダーぶり。ちょうど、5日から「ゲキ×シネ 天號星」が公開されていたので。
 「ゲキ×シネ」とは、劇団☆新感線の舞台を、映画館用にカメラ割等編集した上で上映するというもので、以前から隣の市の映画館でも上映している。それは知っていたのだが、見るのは今回が初めて。というか、舞台自体、東京とか大阪での公演が中心なので、ほぼ見たことがない。せいぜい、社員旅行で東京に行ったときに、劇団四季「ライオンキング」を見たくらいか。もうかなり前のことだけど、アレは衝撃だった。見もしないで「ミュージカルとかどうなん?」とか思ってた当時の自分を殴ってやりたい、と思ったくらいに。
 ちなみに、今まで見たことがなかったゲキ×シネを、今回見ようと思ったきっかけがこちら。

 

 ちゃんくぼ、4番目じゃねーか!!!(しかも乃木坂表記なし) そんなに重要どころを演じるのですか!? これは見届けなければ! というわけです(またか)。流石に、東京や大阪に舞台を見に行けないので、ゲキ×シネで公開されて良かった。つーか、ちゃんくぼの演技は、昨年の大河ドラマで見ることができて、「すげー」と思ったものの、やっぱり大河での出番が短すぎた。だから、ある意味演技をちゃんと見るのも、今回が初めてなわけです。
 あらすじは以下のとおり(公式情報より)。

 口入れ屋の藤壺屋主人・半兵衛(古田新太)は、裏で世のため人のため、悪党を始末する引導屋≠フ元締めとして知られている。だが、実のところは顔の怖さを買われただけの、気弱で温厚、虫も殺せぬ置きもの。表も裏も、真の元締めは女房のお伊勢なのだった。

 あるとき、金さえ積めば誰彼かまわず斬り殺す狂犬≠アと、はぐれ殺し屋の宵闇銀次(早乙女太一)が現れる。引導屋を潰し、裏稼業の独占を目論む黒刃組に依頼され、半兵衛を待ち伏せして斬ろうとする銀次。だがその瞬間、天號星の災いか、激しい落雷の中、半兵衛と銀次の身体が入れ替わってしまう。

 そこへ銀次を追って上州から人斬り朝吉(早乙女友貴)がやってくる。朝吉は「銀次の首は自分がもらう」と言い始め、銀次の身体に入った半兵衛は、命からがら逃げ出すはめに。 一方、半兵衛の身体に入ったものの、引導屋の主人とは名ばかりと知って失望する銀次。だが自らの野望を叶えるため、この身体を利用することを思いつく……。

 天號星に翻弄されながら、己を生きようとする二人。その運命が交差する先にあるのは果たして――!


 今回、10:25からの上映を見に行ったのだが、終了が13:30って長すぎない!? と思ったが、結果として、まったく「長い」と感じることなく見終わることができた。舞台同様に、1部と2部があって、その間に15分休憩があるってのも、映画館では初めての経験だったが、ある意味、休憩時間が一番長いと感じたわ。それくらい、集中して見てた。
 ちなみに、ちゃんくぼについては、「凄い」としか言えない。演技はこのメンツの中でまったく違和感なし。アイドルの演技ではなくて、フツーに女優さんです。また、劇中で3回ガチで歌う場面があり、あらためて「歌うまっ!」と思い知らされた。あと本業を考えると、舞台の公開直前まで夏の全国ツアーとかやってたよな。乃木坂には、ハードスケジュールをこなす「鉄人」と呼ばれる人が、過去から何人か居るけど(筆頭は生田絵梨花)、ちゃんくぼも、間違いなく鉄人の系譜だと思う。
 というわけで、今回初めてゲキ×シネを見たんだが、その感想は、「舞台でも見たい!」。いつか、舞台で生のちゃんくぼの演技を見てみたい。

 

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