勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
10/19(土)
もしも日本が弱ければ〜。
愛國戰隊大日本
以前れびうしたけれども、最近映像が手に入ったのでね。こちんぴたんくす。
愛国戦隊とは、「新世紀エヴァンゲリオン」で世間的知名度を手に入れたガイナックスの前身、素人集団「DAICON
FILM」によって製作されたオリジナルの戦隊ヒーローなわけだが、実際に製作されたのは第3話「びっくり!君の教科書もまっ赤っ赤!!」のみにもかかわらず、設定上は全26話あり、その他にもイロイロな設定が存在しているようだ。
ちなみに第3話のストーリーは、
愛国戦隊大日本のリーダー、神風猛は常日ごろから肉体、精神の鍛錬を怠らない。
トレーニングの合間に書店に立ち寄った猛は、店頭の書籍が全て「赤い」本にすり替えられていることに気付く。
デスマルクス総統率いる悪の組織「レッドベア−」の洗脳五ヵ年計画・教科書赤化作戦が開始されたのだ。
おりしも郊外の造成地では、行動隊長ツングースクキラーと怪人ミンスク仮面がハラショマン達に教科書の運搬を指示していた。急行する愛国戦隊!!変身した大日本とレッドベア−との壮絶な戦いの幕が切って落とされた!!
こんな感じ。もう、設定からして右も左も等しく笑い飛ばしたトンデモ作品。一体その映像のほうはどうなっているのかね?
…全然真面目です。
特撮としての出来は結構なもの。愛を感じる。いや、笑えるけど。イロイロと。愛国戦隊の武器が十手だったり、敵の戦闘員が「ハラショハラショ」鳴いてたり、敵モンスターの攻撃が「シベリア送り」に「シベリア寒気団」、「労働者のカマ」だったり、愛国戦隊の必殺技の際の極め台詞が「天罰てきめ〜ん」だったり、愛国戦隊の戦艦に誠の旗印がついてたり、最後のナレーションが「御国を守れ!」だったり、敵女幹部の露出度が高かったり。
しかし、ポーズを決めながらの名乗りシーン、戦艦が不時着して其処に走っていく愛国戦隊、BGMは宙明節(何処かからの流用だろうけど)、必殺技はトゲトゲボール、戦艦やロボの中だというのに、いちいちポーズを決める愛国戦隊、ロボの必殺技「地球剣愛国富士山返し」の際にロボの後ろで光る日本列島などなど、古き良き特撮を覚えている者には「にやり」とさせられる場面が出るわ出るわ。
しかしさー、やっぱりあの爆破シーンは異常でしょ。あんたら素人集団だよな。誰が特殊効果とかやってんのよ? マジで普通の特撮と遜色無いっす。むしろ爆発させすぎ。何処で撮影してんだ、コレ?