勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 6/9(月)

 2名様撃沈。 

 勝龍


 我が故郷が誇る超重量級のラーメン屋。場所は此処。この辺の代表的なラーメン屋を挙げた場合、我が故郷からは大概ひぐまと此処がエントリー。ってことは、ただ重いだけではなく、印象に残る何かがあるのだろうけど、なんだろう?
 できたの自体はオレが中学の頃だったような気がするが、行ったのはほんの数回。そして、大して印象に残らない味だったように思う。しかし、オレが大学行っている間に経営者が変わったという噂を聞き、その後に外を通りかかったら、壁にでかでかと「闘魂!」の文字が。この辺にプロレスの興行が来ればポスター貼られてるし、「なんかヤヴァイ方向に走ってるなぁ」と思いつつ、其処はスルー。今みたいにそこそこ行くようになったのは、やっぱり就職してからだな。ちなみに店内には極真の勧誘のポスター。置いてある雑誌は「Number」「紙のプロレス」。狙いすぎdeath。
 当時、塩がディフォルトだったオレは此処でも塩を注文。しかし、此処は基本的に「こってり」の店なので、塩になってもひどくしつこい。既にこの頃はひぐまの塩の美味さを知っていたので、とりあえず此処での塩は無し。ただ、カウンターから厨房丸見えなので、作っている様とかが見えるわけだが、あの店主の動きは凄いというかオモシロイ。作るときも15個くらい一気に作るしね。まさに漢の料理すなわち、飛ばしまくりこぼしまくり。それを怒る客は最初っから来ちゃいけない。
 後日、人から「あそこは味噌だろう」と言われ、再度味噌でチャレンジ。そのときは味噌チャーシューを注文したわけだが、以来、此処でのオレのディフォルトは味噌チャーシュー。なんつーか、叉焼を大量にがしっと鷲掴み、豪快に丼に投げ入れる。更にその上からそぼろ肉。やってきた丼は具が山盛り。麺は一切見えませんが。そして見た目通りスーパーヘビー。今まで行った中で、途中で「うぷ…」とならなかった日は皆無。なんか間違っているような気もする。
 しかしながら、味噌チャーシュー如きはまだまだヌルイ。ガチで食べたい人には角煮チャーシューとか勝肉メンという上位ランクメニューもある。ちなみにオレは1回だけ角煮チャーシューを喰ったが、以来喰っていない。というか、通常美味しく食べられるギリギリの線がチャーシューもしくは角煮だと思う。だいたい、此処でメシを喰うと決めた時点で腹を括って覚悟を決めなければならないというのは如何なものか。それならおとなしいメニューにしとけ、と言われるかもしれないが、それは却下。何故ならば、此処は麺ではなく肉を喰いに行くラーメン屋だから。最初っからおとなしいメニューを求めて行く店ではないのだよ。オレの場合、これから居残りでもう一仕事とかってときに、気合を入れるために来る事が多いかな。まさに働く漢のための店
 味は不思議な味。店内のポスターによれば、鹿児島産本節・サバ節、熊本産ウルメ節、北海道産昆布などでスープを作っているらしい。確かに魚系の味だとは思うが、それよりなにより「肉」の印象しか残らないな。醤油はほとんど喰わないので分からないが。とりあえず、1回此処で喰ったら、1ヶ月は来なくていいと毎回思う。んだけど、ある日突然また行きたくなるんだよな。不思議だ。
 ちなみに、昼と夜とで作る人が入れ変わるのだが、何度も言うとおり、夜の店主は激しく殺伐としている。客への愛想はいいのだが、なんつーか、暴君。その際たるものが、オレの目の前で店員を蹴り飛ばしてた。頼むから裏でやってくれ。
 ちなみに昨日、小役人の結婚式の帰りにこちんぴとhirataさんを連れて行ったが、ふたりとも上位ランクメニューの大盛りを頼み、げっそりとして出てきた。覚悟が足りないな。素人にはオススメできない。んーでも、ある日突然また食べたくなるかもね。

 

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