勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 10/12(火)

 空腹時に読んではいけない。

 喰いタン

  


 先日、「ミスター味っ子U」を購入した際に、同じ作者の作品として巻末広告として載っていたのが之。味っ子Uの出来がなかなか良かったので、どうせなら買ってしまおうか、と思い立って本屋を探してみたのだが、これがまた全然無い。最終的に、先日新潟に行った際に立ち寄った本屋にてようやく発見した。
 喰いタンとは別に麻雀の役のことではなくて、「喰いしん坊探偵」のこと。だって、作者が寺沢大介だもの。麻雀マンガなんて書くわけないジャン。で、之の場合は「料理+推理モノ」という、この作者にしては一風変わった作品となっている。まぁ、どちらに重きを置いているかと言えば、明らかに料理の方だけど。話は1話完結型で普通の推理モノではありえないスタイルだし、どの事件においても必ず料理がトリックなり動機なりに使用されている。なんつーか、かなり力技。とはいえ、肩肘張らずに気楽に読めるマンガという点がポイント高し。まぁ、読んでいると段々と主人公の食への異常執着ぶりに飽きてきて、最後のほうではかなり食傷気味になってくるけどな。
 しかし、味っ子Uのときにも思ったけど、「将太の寿司」「喰わせモン」の頃に比べると、絵が丸くなったというか柔らかくなったというか(何気に結構読んでんじゃねぇか)。これなら今後の寺沢作品も十分に購入に値するな(偉そう)。

 

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