勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
12/17(土)
1週間遅れで見た。
狙われない街
個人的にはファンだったネクサスを放送期間短縮にしてまで出張ってきたということもあり、オレの中でマイナス評価からスタートした「ウルトラマンマックス」。しかし、最近オレの中で評価が急上昇中。とりあえず某鬼は追い越した。そのキッカケとなったのは「第三番惑星の奇跡」だと思うのだが、その後もスペシャルでデリシャスなゲストの応酬と、分かる人には分かる、明らかに旧作を意識した微妙なシーンとか台詞(でも、本編の流れから激しく逸脱はしていない)とかで、オレのハートをがっちりキャッチですよ。次は毒蝮三太夫をゲストに迎えて、スパイダーショットとか撃ってもらいたいものだ。
ま、それはともかく、この話もメトロン星人が出て、六平直政とか寺田農がゲストで出てるというのは知っていた。でも、もともとマックスは、今までにも過去の怪獣が登場していたから、別に「ふ〜ん」程度にしか思わなかったのだが、見て初めて、タイトルがこんなんだったことを知った。つーか、このタイトルはアリなのか? 過去にメトロン星人が登場した「ウルトラセブン」でのタイトルが「狙われた街」だったのだが。
で、見た。
( ゚Д゚)
この内容はアリなのか? 完璧に「狙われた街」の後日談。簡潔に言えば以下の通り。
今から40年前に、人間を突然凶暴化させる赤い結晶体入りのタバコをばら撒き、人間同士の信頼関係を失わせて自滅させる作戦を展開したメトロン星人。しかし、その作戦もセブン(劇中にセブンの映像は出てこないが)に阻止され、倒されたかに見えたメトロン星人が実は近所のガキに助けられて生きていて、40年間地球に潜伏。そして現在、人間は携帯などの便利な機械を手に入れて退化し、人間同士の信頼関係も既に無く、わざわざ手を下す必要も無いと判断したため、メトロン星人は宇宙に帰っていった。
つーか、この話によって、セブンの世界とマックスの世界がリンクしているということが確定してしまうのだけど(一応、マックスはM78星雲出身という設定はあるけれど)。
最初っから、監督は実相寺(「狙われた街」監督)だし、メトロン星人は「再」登場だし(今まで出てきたゼットンなどの過去怪獣は普通に「登場」)。
卓袱台はさんで対峙するし、アイスラッガーで斬られた傷を縫った痕があるし、マックスの飛び方がセブンだし、夕日をバックに対峙するし、「じゃあね」と手を振り合うし、嗚呼、スタッフ馬鹿じゃねーの!(褒め言葉) こんなん遣られたら、今日はホントは別のネタがあったのだが、それは後回しにせざるを得ないだろ。スタッフは、このまま突っ走ってくれることを切に願う。
とりあえず個人的には、
眼兎龍茶飲みてー。