勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 10/24(月)

 監督は三池崇史(ゼブラーマン)

 第三番惑星の奇跡

 


 どうもAX-300様が降臨して以来、単発のスペシャル番組はすぐに見るけど、4クールの連続もの(要するにアニメとか特撮)なんかは、ドはまりしてないと、数ヶ月分溜め込んで、区切りのいいところまで放送されたら一気に見る、というスタイルになりつつある。
 現在放送中のウルトラマンマックスなんかは、まさにそんな感じで、このエピソードも3週前に放送されたのだが、昨日まで放置していた。ちょうどゼットン関連のエピソードが終わって、一段落だな、と思っていたので。ただ、次週予告でこの話の映像を見たときには、「なんだこれ?」と思ったものだ。普通の次週予告では、勇ましいBGMとともにナレーションが流れるのだが、このときばかりはほとんど無音で、ナレーションもほとんど無し。映像もひたすら炎の中、怪獣が暴れまわっている、という破滅的なもの。タイトルも何処かで聞いたことある気がしたし、ずっと心に引っかかっていたのは事実。
 で、見た。

 ( ゚Д゚)

 
 嗚呼、マックスでもこういう話を遣るんだ。なんつーか、ストーリー展開とか映像とか、とにかく最初から最後まで異質な話だった。確かに、過去のウルトラマンでも、通常の子供向けな話の中に、突然ドキリとする話を入れたりしていたものな(例:怪獣使いと少年)。
 内容は、突如現れた謎の物体は、攻撃されたらその攻撃を返すという存在で、炎やミサイルを撃ちまくる存在になった挙句に、マックスの光線まで撃つ存在になってしまった。で、街を破壊しまくるのだが、誰も手が出せない。しかし、少女が奏でた音楽に反応し、怪獣は身体中から楽器を演奏する存在に変わっていく。あの謎の物体は「攻撃には攻撃を、音楽には音楽を」返すという存在だった。で、少女を乗せた車を持ったウルトラマンに牽引され、宇宙空間へと昇っていったところでEND。

   

   

   

   

  

 このとき少女が奏でた音楽が、ショパン「別れの曲」。オレの中では「101回目のプロポーズ」の曲だったが、これからはウルトラマンマックスの曲だな。あと、この子役はスゲー。
 恐らく今回のエピソードは、「マックスの中でオススメの話」ランキングがあれば、1位を狙えるに違いない。まだ終わっていないので断言はできないが、今なら間違いなく1位のはずだ。ネクサスが最終回で一気にその評価を上げたように、マックスもこのエピソードがあれば、駄作と言われることは無いに違いない。それだけの話。これでDASH(いわゆる地球防衛隊)のマヌケさ加減がいつも通りでなければパーペキだったのだが。
 多分、次のエピソードからは、また普段の気楽な作風に戻ると思うので、再び放置プレイだな。

 

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