勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
12/22(火)
ネタバレ注意報発令中。
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
之の20分後に見てきた、今年のウルトラ映画。こういうとき、「シネコンって便利だなー」と実感するぜ。まぁ、1日に2本続けて映画を見るなんてことは、そうそう無いとは思うけど。
此処最近まで、ウルトラマンの映画ってそんなに見たこと無かったのだけど、メビウスとか超ウルトラ8兄弟とかで過去の中の人(本人)とか出るとなったら、見ずにはいられないというか。というわけで、今回は悪のウルトラマンが出るとか、光の国メインだとか、怪獣軍団だとか、セブンの息子だとか、話題はイロイロとあったのだが、個人的につるのを見るのが目的だったな。つるのは今やおバカタレント(最近は随分と頭良くなったが)だけど、10年ちょっと前はウルトラマンダイナで、その最終回は敵を倒したが時空の歪みに飲み込まれて行方不明ENDだったのだよ。一応、「ウルトラの星に行った」ことになっていたけど、アレはハッピーエンドとは言えまい。それが今回、この映画にウルトラマンダイナとして出演するという。超ウルトラのときにも出演したのだが、アレはパラレルワールド(というか現実世界)という設定だったので、言ってしまえば別人。しかし今回はテレビ版のウルトラマンダイナ本人としての出演。ということは、ホントにあの後ウルトラの星に行ったのか! その辺が描かれるというのであれば、見ないわけにはいかない。つーことで、オレの中で期待度はウルトラ>>>ライダーだったな。
以下、簡単に内容とか感想をば。
フツーのウルトラマンなら、地球が舞台で、街が破壊されて、ウルトラマン登場! っていうシークエンスがあるのだが、今回はあくまで「大怪獣バトル」の映画。大怪獣バトル自体はこの辺では(略)なので見ていないが、それが故に地球が舞台になることは一切無い。つーわけで、基本的に最初から最後までバトルという印象が強い。まさに内山まもるとか居村真二の世界観だな。ウルトラマンたちもマントつけてるし。
悪のウルトラマン(ベリアル)の声は雨上がり宮迫。ラスボスキャラなので、この人選はどうなのよ? と思っていたが、違和感無く見れたわ。流石に役者経験あるだけのことはあるな。そして、散々ニュースでも流れていたけど、ウルトラマンキングは小泉元首相。正直、これもどうかと思ったけど、威厳を出すためか下手さを隠すためか、声にエコーかかりまくりで、違和感は若干緩和されてたかな。聞き取りづらいことこの上なかったが。問題はウルトラの母の長谷川理恵(石田純一の元カノ)。棒な上に声が若過ぎる。ウルトラの母って感じじゃないわー。オマエはユリアンくらいにしとけ。他の人はそんなに気にならなかったのに、この人がしゃべると萎えること萎えること。あと、何気にレイブラッド星人役でプロレスラー蝶野が声を当てていたのだが、全然気づかんかった。
イロイロとイベントは豊富だったのだが、個人的にマイナスポイントを上げるとすれば、つるのがフツーに居たこと。もっとテレビの後日談とかあっても良かったんじゃね? つーか、オレはそれを求めて見に行ったのだが。というわけで、オレの中でイマイチ盛り上がりに欠けたというか。嗚呼、残念。
嗚呼、あと、映画公開直前の「めちゃイケ」で映画出演が決まってたけど、実力派中堅芸人プレッシャー星人(ナイナイ岡村)がホントに居たわ。もうね、怪獣軍団が画面に映ったときには、「岡村どこー?」というとこしか見てなかったね。それじゃ駄目ジャン。
にしても、あの終わり方ということは、続編も視野に入れてるということなのか。それとも、単にアメリカ映画に良くあるパターンってことなのか(今回の配給元は松竹ではなくワーナー)。次はゼアスも仲間にしてあげてください(無茶)。