勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 1/16(日)

 ネタバレ注意報発令中。

 ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国

 


 昨夜は宿直だったわけだが、土曜日の宿直というのは、翌朝になれば帰れるという点で気が楽なのだが、反面、朝の8時に解放されるので、時間的になかなかビミョー。店はほとんど開いてないけど、家に帰ってしまうと、また出かけるのもなんか億劫で、そうすると休日が何もせずに終了となってしまう。ということで、丁度いい時間の潰し方を考えていたのだが、ようやく思いついた。それは映画。映画なら一回目の上映は9時前後。家からその時間帯に行くには、休日なのに早起きして向かう必要があるのだが、宿直明けだと時間の問題は全て解決される。之は行くしかねー。今度から見たいのがあれば、迷わずそうするぜ。朝一なら比較的空いてるだろうし。
 ということで、今回見に行ったのはウルトラマン映画。勿論、オレが観に行く映画っていったら、こっち系ですよ仮面ライダーも上映してたけど、今回オレの中ではこっちの方が観に行きたい度が上だったので。その理由は、前作も見ていたことがひとつ。ただ、前作は主役であるウルトラマンゼロセブンの息子)のチートラマンっぷりが激しかったので、最初に映画の情報が公開されたときには、観に行きたい度はビミョーだった。それが一気に上昇した最大の理由は、円谷ヒーローであるミラーマン、ファイヤーマン、ジャンボーグAが共演するという情報が出たから。ナニその円谷まんがまつり。オレは全然直撃世代じゃないし、当時のヒーローがそのまま出るのではなく、デザインや設定などを若干引き継いだ別物ではあるのだけど、そんなんなら見てみたくなるというもの。
 日曜の朝一の上映だったけど、オレの他にも何グループか居た。勿論、一人で見てるのはオレだけで、そのグループの中では、オレの席が一番前(それでも真ん中くらいだったのだが)。ちょっと恥ずかしい
 以下、簡単に感想など。

 前回に引き続き、地球は一切関係ない。それが故に前回は、ウルトラマンの重要な設定の一つである活動限界時間が無かったのだが、今回は別の宇宙が舞台ということで、そこではウルトラマンのエネルギーの消耗が激しいため、活動限界時間復活ですよ。戦っている間にカラータイマーピコピコというアレね。それがあったため、ゼロのチートラマンっぷりも今回は影を潜めた感じ。人間体もあって「デュワッ」と変身もするし。ウルトラマンの3分間設定というのは、やっぱあると無いとじゃ全然違うな、というのが良く分かった。
 内容は、超王道。変に奇抜なことをせず、見てて安心の展開だったな。メインキャラの子どもが若干ウザかったけど。これが、クソ生意気だとかアホだとかってんなら納得なんだが、キャラ的には何の落ち度もないんだよな。それなのにウザイ。之は困った。生理的に受け付けないとはこのことか。それでも、ジャンファイトな展開には激しく燃えたけどさ。
 声優陣は今回も豪華で鉄板。ウルトラマンたちはメビウス以降のキャスティングだし、ほんの数シーンのために長谷川初範(80)とか萩原佐代子(ユリアン)とか来てたしな。つーか、萩原佐代子て! 良く引っ張り出してきたものだ。前回の小泉元首相とか若すぎるウルトラの母とかはセリフ無し。英断だな。ナレーターは石坂浩二。之もナイス。ミラーナイト(ミラーマン)緑川グレンファイヤー(ファイヤーマン)関智一ジャンボット(ジャンボーグA)神谷浩史。そしてゼロは宮野真守。全員ガンダム声優なのは狙っているのか。そして、緑川はやっぱりそんなキャラなのか(ナルシー系)。ラスボスは前回に引き続き雨上がり宮迫だったのだが、スタッフロール見るまで全然分からんかった。腕を上げやがったな。敵の中ボスのひとりが若本。もう、声聞くだけで笑えて困る。スベラナーイ。
 あと、超銀河バトルから続くこの系譜には、必ずゲストウルトラマンが登場する(超銀河バトルではウルトラマンNEOではセブン、前回の映画ではダイナ、この映画の前説的なVシネではレオ)のだが、今回はノア御大登場ですよ! 勿論、ご本人が登場すると話は終了してしまうので石像なんだが、ネクサスファンとしては之は嬉しかったぜ。ULTRA N PROJECTもちゃんと生きているということかー。

 スタッフロールの後に告知があったが、今年の冬にもウルトラおまつり映画が公開されるらしい。情報は全く出なかったが、今のところ、超期待。

 

JAN REVIEW TOP  REVIEW TOP  TOP