勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 4/3(日)

 これは定着しそうだな。

 Kalafina LIVE Spring TOUR 2011 “Magia”

 


 数年前から、なんとなく気にしていたKalafina。なかなか生で見る機会に恵まれず、加えて以前ほど気軽に関東圏に行けなくなった此処に来て、マサカの富山公演ですよ! しかも土曜日。これはもう行くしかねー。ということで、準備していたところに、マサカの震災。正直、イロイロと自粛ムードだし、工場の方も大変だけど、主催者側も今回のライブは「東北地方太平洋沖地震被災者救済支援コンサート」として、コンサート収益金を義援金として日本赤十字社を通じて寄付するのだという。その心意気にオレも乗った! 義援金の寄付&日本経済を回すため、決死の思いで参加するですよ!(大げさ)
 ただ、参加に当たって問題が一つ。オレも今までに散々アニソン系ライブには参加してきたけど、基本的にスタンディングライブ。椅子があってもスタンディング。そして常に拳を突き上げるか、サイリウム振り回す系。だが、Kalafinaは音楽的にもそーゆー系ではない。どっちかっていうと、癒し系というかクラシックに近い感じというか。んなもんで、立ち振る舞い方が良く分からない。ライブ映像とか見ても、客が暴れている感じはしないし。座っていればいいのか、立っていいのか、手拍子は入れるべきか、などなど、ほぼノープランのまま参加することとなった。
 富山駅にて地元民のこちんぴと合流。会場は富山県民会館。席は1500席くらいかな。

 

 メンバーの一人、Hikaruが富山県出身ということで、当初の発表では無かったところに追加された富山公演。こちんぴによると、新潟、石川には割とアーティストがツアーで来るが、富山に来ることは稀だという。そして前日まで「当日券あり!」のCMが流れていたらしい。つーことで、「客が集まらなかったら、2度と来ないんじゃないか」と、こちんぴがかなり心配していたが、やっぱ地元開催だと皆そう思うんだな。オレがJAMライブアニドリで危惧していたように。で、いざ蓋を開けてみれば、見た限り満席。一家全員で来てんじゃね? って団体もちらほら見受けられて、流石地元だな、と思ったものだ。あと、10人くらいの団体が開演直前に席が分からなくてうろうろしていたのだが、聞こえてくる言葉がイマイチ分からんので外国人かと思ったら(Kalafinaはアジア圏でもライブしてるので)、バッチリ富山県民だった模様。恐るべし、富山弁。
 ちなみに、開演前のアナウンスとかは本人。流れているBGMも本人。こーゆーのは他のライブでもやってもらいたいところだ。あと、開場も時間通りで、スタッフの客さばきも上々。某誕生日歌のスタッフも見習って欲しい


 1.Magia
 2.serenato
 3.闇の唄

 4.輝く空の静寂には
 5.oblivious
 6.sprinter

 7.when the fairy tale ends(インスト曲 この間にお色直し)

 8.fairytale
 9.intermezzo
10.red moon

11.テトテトメトメ
12.love come down
13.fantasia
14.progressive
15.Kyrie
16.音楽

17.snow falling
18.symphonia、 

EN1.adore
EN2.Lacrimosa
EN3.I have a dream
EN4.光の旋律 


 懸念されていた立ち振る舞いは、前の席の客に追従する感じで。1〜6は立ち、7〜10は座り、あとは立つ。11〜16はKalafinaの曲の中でも屈指の燃え曲たちを集めた感じで。
 それにしても、ライブ映像など見て分かってはいたけど、歌唱力がシャレにならんな、Kalafina。全員が全員とも口からCD音源なのだが、特にWakanaがスゲー。あの高音のブレなさといったら。ちなみに、今まで散々聴いてたけど、今回やっとどの人が誰で、どの声が誰の声か分かったぜ。高音担当の姐さんがWakana、鼻の高いアニメ声の人がHikaru、低音担当のお人形さんKeiko。3人揃って歌うパートは機材が可哀想になるくらいパワーがスゲー。そして、その分、MCのユルさがヤバイ。歌とMCでギャップありすぎだろ。
 前の週に大阪公演があったので、セットリストを調べることも出来たのだが、すっかり忘れてて完全に出たとこ勝負。んなもんで、それっぽいイントロだけど、ライブ仕様で良く分からんなー、と思っていたところに「お〜お〜おおお〜お〜おおおお〜お〜おお〜」obliviousのコーラスが来たときには、ぞぞぞぞぞっと鳥肌立ったね。そして、其の次の曲もライブ仕様のイントロで「?」の状態からsprinterて! 思わずガッツポーズですよ。JAMライブなら絶叫してるぜ。
 曲的にもそんなに多く遣った感じもしなかったのだが、終わってみれば約3時間。そんだけ密度の濃いライブだったということか。しかし、聴きたい曲はまだまだあったぜ。ARIAとかstoriaとか。その辺は次回に期待しとく。勿論、次回も富山公演やるよな! つーか、やれ(命令)。新潟でもいいけど、地元ということで、やっぱ富山でしょ。

 

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