勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 8/3(日)

 戦う交通安全。 

 電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー

 

 19番目の戦隊もの「超力戦隊オーレンジャー」の頃から(オレが大学1年の頃だな)、前作の戦隊と現行の戦隊がVシネで競演という企画が生まれ(もともとは映画「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」だが)、それは現在進行形で続いている。ま、「百獣戦隊ガオレンジャーVSタイムレンジャー」赤の人と赤と黒の人の都合で(一説によればゴネた)無くて、代わりに「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」となったわけだが。 
 で、之はその3作目。はっきり言って、両方の戦隊ともリアルタイムではほとんど見ていない。オレが現在のように、再び戦隊ものにどっぷりとなったきっかけは、次作の「星獣戦隊ギンガマン」からなのでね。そんなわけだから、ギンガマン以降のものと、1作目「超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー」は今までにレンタルしたものの(オーレンジャーこそリアルタイムで1話たりとも見ていないのだが、こちらはカクレンジャーが見たくて借りてきた)、この辺に関しては2年ほど放置プレイだったわけだが。
 それが何故に今頃借りてきたのかといえば、のせい。激しくこの話を見たくなって、之が収録されている巻と、次の巻(2号ロボ登場編)と最終巻(ついでに)を借りてきた。そしたら、もうどっぷり「カーレンジャー=お笑い戦隊」という情報ばかりが先行して、今まで全然見ようとも思わなかったわけだが、それが誤りであったことに気づかされるのに7年以上かかってしまった。嗚呼、オレの馬鹿。
 カーレンの何がいいって、やっぱりキャラ立ちが異常という点に尽きる。此処がお笑いの強みで、「こんなやついねぇよ」って性格にしても、「でも、カーレンならアリか」で済まされるものな。赤=熱血バカ(いわゆる黄色タイプ)、青=異常に礼儀正しい(語尾は必ず「御座います」)、緑=コテコテの関西人、黄色=姉御、ピンク=ぶりっ子。今じゃこんな分かりやすいキャラ設定は出来ないんだろうな。
 で、こういう競演ものの場合、相性というものがあるわけですよ。その戦隊のカラーというか。例えば、ノリと気合がメインの作品と、リアル志向の作品とでは、接点が小さくて双方が別々の方向に進んでしまいがち。そういう意味で「之は失敗」だと思ったのは、前述の「オーレVSカクレン」と、「激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー」「未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ」だな。何気にオーレンは2連敗なわけだが、あの作品に思い入れは全然無いので別にヨイ。
 前置き長過ぎ。
 さて、この作品だが、タイトルどおりメインは高校生戦隊であるメガレンジャーで、前2作だと競演する戦隊は、はっきり言って出てきただけ感が否めなかった。しかし、今回のカーレンは最初っからバリバリ登場。随所に小ネタ(芋長の芋羊羹、キッチンガイナモ焼肉弁当)を仕込みつつ、素面でもスーツでもメガレンジャーとからみまくり。正直、メガレンに思い入れは無いので、之は個人的に嬉しい展開。
 そして、この2戦隊の相性は抜群にヨイ。高校生と大人(サラリーマン)という関係であるため、メガレンの方が年上のカーレンを立てつつも、カーレンも大人大人しておらず(むしろ、精神年齢は同格。流石お笑い戦隊)、メガレンをサポートする良き兄貴姉貴という関係。メガレンが高校生、カーレンがお笑い戦隊で、この2作が並んだというのは偶然の産物なのだろうが、之は非常にナイスな偶然だと言えるであろう。
 はっきり言って、DVD購入決定death。之は手元においておきたい作品。今度全話見てみるかね、カーレン。メガレンはいいや。

 

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